腰椎(胸椎)の病気
腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんへるにあ)
症状例:ぎっくり腰になった
坐骨から片足がシビレる!
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腰椎は5つあり各頸椎間には椎間板といったクッションがあります。その中身の随核が出て、神経や脊髄を圧迫することで急激に症状が出現する状態をいいます。いわゆるぎっくり腰です。診断はMRIで行います(首同様にレントゲンではわかりません)。保存的加療(自然経過)で症状が軽減する場合もあります。
✜腰椎椎間板ヘルニアに関して✜
http://square.umin.ac.jp/jsss-hp/patient/vertebra.html
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
症状例:長時間歩けなくなった
腰をのばせない
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腰椎が変形し、骨棘(骨の出っ張り)が形成され、関節や靭帯が肥厚されて脊柱管が狭くなる病気です。椎間孔狭窄を外側型、脊柱管狭窄などの馬尾神経が圧迫される場合を中心型といわれることもあります。症状は間欠は行(立って歩いていると足がしびれてきて休む状態)が特徴的です。
✜腰部脊柱管狭窄症に関して✜
http://square.umin.ac.jp/jsss-hp/patient/waist.html
胸椎黄色靭帯骨化症(きょうついおうしょくじんたいこつかしょう)
症状例:下半身にしびれがある
歩くのが困難
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脊椎椎体は靭帯(ゴムバンドのようなもので)支えられ連結されています。脊髄側いわゆる脊柱管内(背中側)にある靭帯が黄色靭帯といいます。この靭帯が骨化する病気です。東洋人(日本人)に多い病気で、程度により難病に指定されております。
✜胸椎黄色靭帯骨化症に関して✜
http://square.umin.ac.jp/jsss-hp/patient/vertebrae.html
二分脊椎(にぶんせきついしょう)
症状例:子供のお尻にこぶもしくは凹みがある
夜尿症がとれない!
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子供の病気で、腰仙椎に見られる神経管の閉鎖不全といわれる先天異常の病気です。脊椎の形成不全を二分脊椎といい、背骨のみならず髄膜(髄膜瘤)や脊髄(脊髄披裂)の形成不全を伴う場合もあります。また脂肪腫などを合併して脊髄係留症候群を来す場合もあります。乳幼児および小児期からの病気ですので小児脳神経および脊椎脊髄外科医の診断が必要です。
✜二分脊椎に関して✜
http://square.umin.ac.jp/jsss-hp/patient/spinal.html