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手・足のしびれ

手足のしびれ

手足のしびれ

からだに起こる様々な “しびれ”
              原因も様々です。


手や足がピリピリ、ジンジン、チクチクや何となくはっきりしないなどの症状は単なる疲労から深刻な病気まで実に多様です。

「しびれ」は必ずしも同じようなものというわけではありませんが、詳しく調べることで、原因を探ることが重要な手がかりとなります。
治療の際は、しびれのメカニズムを適確に理解し治療することの出来る専門医へご相談ください。

手足のしびれの症状・疾患に関して

手足のしびれの症状と疾患に関してのご紹介です。

部位 疑われる病気 症状
脳梗塞、脳腫瘍など 半身のしびれや感覚低下とともに、ものが二重に見える、めまいがする、ろれつが回らないなどの脳神経症状を伴う。
脊椎脊髄 頸椎症性神経根症 首や肩甲骨のあたりに痛みがあり、手指のしびれが生じ、筋力低下なども見られる。
頸椎症性脊髄症
頸椎椎間板ヘルニア
手指のしびれが、片側ではじまっても、徐々に両息になることが多い。箸使いが困難となり、下肢のしびれや足がもつれるというように進行していく。一日のうちでしびれの変化は少ない。
脊髄空洞症 進行すると、両肩から上肢のしびれ、筋力低下や痩せなどが現れる。強い痛みを伴う場合もあり、睡眠障害もある。
腰椎椎間板ヘルニア 腰から足先にかけてしびれや痛み、筋力低下などがおこる。脚の症状は片側の場合が多い。
腰部脊柱管狭窄症 しばらく歩くと足にしびれや痛みを感じ歩けなくなる。前屈みになって休むとよくなる。
末梢神経 手根管症候群 人差し指から薬指までの手のひらのしびれで、朝強く夕方よくなることが多い。
胸郭出口症候群 肩甲骨周囲から手にかけてのしびれや痛みで、電車のつり革につかまっていると悪化する。
尺骨神経障害 小指薬指までの手のしびれで、時に手のひら全体にひろがる。握力低下も見られる。
足根管症候群 足の裏がいつもビリビリしびれている。
動脈疾患 閉塞性動脈硬化症 歩行時に足のしびれ、痛み、冷たさを感じ、休むとよくなる。進行すると安静時でも下肢の痛みが現れ、壊死にいたることもある。
全身疾患 糖尿病 足先からはじまり、両手、両足がしびれが広がり、靴下・手袋型分布と呼ばれる。夜間に症状が悪化する。

通院のタイミング

通院のタイミング

下記のような症状がある場合は専門医への受診をおすすめいたします。

  • いつまでたっても首が痛い、悪くなる
  • 肩の後ろの肩甲骨の内側が痛い、凝る
  • 肩の後ろから、腕のほうへしびれや痛みが走る
  • 指先がしびれる
  • 腕が上がりにくい
  • 細かい指先の動きが鈍くなる

治療方法の紹介

治療方法の紹介

しびれの治療方法は、原因により様々です。

首・肩・腰や、手・足のしびれが気になる方は、一度お近くの脳神経外科にて受診をおすすめいたします。